THE TōNO BOOK

遠野の今を伝える新しいガイドブック。移住者を増やす目的で遠野市から依頼を受けて企画・制作しました。


​<制作に込めた想い>

岩手県の中心に位置し、四方を山に囲まれた盆地。7つの街道が交わる場所として、かつては「馬千、人千」とも言われ賑わいを見せていた。柳田國男の『遠野物語』によって有名となり、河童や座敷童子などに会いに来る観光客、古きよき日本の原風景を探しに訪れる人、そして民俗学の研究者たちが毎年この山間の地に集まる。
しかし、100年前の『遠野物語』に頼った施策はやがて天井が見えはじめ、団体観光客頼みの町づくりは時代についていけず、町は活気を失い、若者も町を去るようになった。
2017年、この状況を変えるきっかけが起きる。「Next Commons Lab」という、地域で新しい事業やコミュニティをつくるプロジェクトが立ち上がり、15人の移住者が遠野を拠点に生活をし始めた。デザイナー、醸造家、農家、蔵人、研究者、助産師、広告プロデューサー…等。地域おこし協力隊という制度を利用する彼らは、3年間の任期の中で遠野の地域資源を活用したビジネスに取り組み始めている。遠野が持つ雄大な歴史・文化・資源の上で、今、新しい風が吹き始めている。THE TōNO BOOKは、そんな「遠野の今」を伝えるための24ページのガイドブック。河童もいない、これからの遠野が詰まっている冊子。ぜひ、これからの遠野を覗いてほしい。

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クライアント:遠野市
企画/プロデュース/編集:富川岳

デザイン:trunk.inc

ライティング:佐藤利智子、木戸場美代子

2017.3.31

自分でつくった熱量をきちんと伝えたい!として
仙台、黒磯、神奈川、東京にて約100人に1400冊を配布行脚した
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